TOEFLライティング勉強法
ブレインストーミングをマスターしよう

TOEFLのライテングセクションでは、スピーディーに論理的に構成された
文章を、分かりやすく書かなければなりません。

その際、何が大変って、ネタをひねりだすのが大変ですよね。

ネタさえでてくれば、あとは、論理的文章の公式に流し込めばいいのです。

このページでは、ネタをひねり出すための、ブレインストーミングという手法を
ご紹介いたします。

A・F・オズボーンという人によって開発されたものです。

ブレインストーミングは本来、会議等でアイディアをだして行くためのもので、
ひとりでやるものではありませんが、ここでは概要をつかむ為に、一般的な
ブレインストーミングのご説明をします。

ブレインストーミングとは、その名の通り、「脳に嵐が起こる」という意味です。
その目的は、グループ全員が協力しながら限られた時間の中で、ある課題に
ついて、できるだけ多くのアイデアを出すことにあります。

ですから、実施する際には以下のような点に注意する必要があります。

1. 出されたアイディア・意見に対する批判や評価はしない。

出されたアイデアや意見はすべて尊重され、批判やコメントはその場ではしない
(そうした検討はブレインストーミングの終了後に行う。)

2. 突拍子もないアイデアを歓迎する。

実現可能かどうかなどということは無関係に、自由に考えをめぐらすことが大切です。

3. 質よりも量を重視する。

質にこだわってアイデアを出そうとすると、逆にアイデアは出てきません。
とにかく思いついたことをできる限り多く述べることが先決です。

4. 意見を組み合わせたり、向上させる意見は歓迎する。

ひとつのアイデイアを手がかりにしてさらに発展させたり、新たなアイデアを
生み出すことが推奨されます。


ライティングの設問を読んだら、真っ先にこのブレインストーミングに取り掛かって
ください。最初の5分ほどをこのブレインストーミングにあてると良いでしょう。


あなたのスコアをグングン伸ばす!TOEFLスコアアップマニュアル


TOEFL攻略EXPRESS HOMEへ



(参考までに)

ブレインストーミングをする際になるべく発想がでやすいパターンを
知っているとやりやすいです。それには、29個のキーポイントがあります。
あまりこのキーポイントにこだわりすぎるのもどうかと思いますが、
ざっと頭の中にいれておくと役にたちます。

(A・F・オズボーンのチエックリストより)

1.他に使い道はないか
(今のままで新しい使い道は?改善、改良して使い道は?)

2.応用したら
(他に似たものはないか?過去にも似たものはないか?何か真似できないか?
誰か見習えないか?)

3.修正したら
(ひねりは加えられないか?意味、色、動き、匂い、様式、型などを変えられないか?)

4.拡大したら
(より高く?より厚く?より長く?誇張は?大きくしたら?)

5.縮小したら
(何か減らせないか?より低く、より短く?より薄く?省略?軽くしたら?)

6.代用したら
(他の素材は?他の場所は?他の動力は?他の口調は?他の人にしたら?)

7.アレンジしなおしたら?
(要素を取り替えたら?他のレイアウトは?他の順序は?)

8.逆さにしたら
(後ろ向きにしたら?上下をひっくり返したら?立場を変えたら?逆のことを言ったら?)

9.組み合わせたら
(ブレンド?品揃え?アンサンブルは?目的を結合したら?アイディアを結合したら?)

10.目的を変えたら
(意味を変えたら?)

11.原因と結果を置き換えたら

12.強くしたら(弱くしたら)

13.真似したら(誰の真似?)

14.価格を変えたら(安くしたら?高くしたら?)

15.言い方を変えたら(前向きに表現したら?)

16.分解したら(分割したら?)

17.形を変えたら?(曲げたら?伸ばしたら?固めたら?溶かしたら?
つなげたら?ねじったら?元々どうだったのか?)

18.ターゲットを変えたら
(年齢を変えたら?職業を変えたら?)

19.入れ替えたら
(成分を入れ替えたら?向きを変えたら?)

20.リアルにしたら
(楽しくしたら?悲しくしたら?怒らせたら?)

21.新しくしたら?(古くしたら?)

22.時期を変えたら
(時間を変えたら?季節を変えたら?時間を長くしたら?時間を短くしたら?)

23.証拠を示したら

24.場所を変えたら(方向を変えたら?)

25.整理したら(整頓したら?清掃したら?)

26.戦ったら(逃げたら?負けたら?勝ったら?)

27.回数を多くしたら

28.最終的にはどうしたいのか

29.やめたら(売らなかったら?)


TOEFL攻略EXPRESS HOMEへ