TOEFL学習にディクテ−ションは欠かせない!

TOEFL対策のリスニング上達の為に極めて有効なのが、このディクテーションです。

ディクテーションとは、耳で聞いた英語を書き取る練習のことです。
文字で書き取るわけですから、「なんとなく聞こえた」では対応できません。
いやおうなしに集中することになるので疲れますが、その分上達すると
いうわけです


「リスニング力がつかない!」と悩んでいる人には、実は、このディクテーションを
さぼっていることが多いようです。

リスニング力が中途ハンパなうちは、ところどころ聞き取れた単語から、
雰囲気で「こんなカンジのこと言ってたな」と、分かったつもりになって
しまいがちです。

しかし、「分かったつもり」では、上達が止まってしまいます。
それまでと同じ勉強方法、例えば、「ひたすら聞く」「リスニング問題をやる」等で
リスニング力をアップさせようとすれば、かなり時間がかかってしまうでしょう。

いくら集中して聞いているつもりでも、どうしても、自分の耳が聞き取りやすい音を
拾ってしまうだけになるのです。

「聞き取れない」ということは、「聞き取れない音がある」ということです。
ですから、「自分の耳が聞き取れない音」「ニガテな音」に焦点を合わせた
練習方法が必要になります


その方法が、ディクテーションなのです。


・ディクテーションのやり方

まずは、TOEFLのリスニング教材を用意しましょう。
(リスニングが全くだめだぁ〜!という場合はもっと簡単なものからはじめましょう。
教材は何でもよいですが、スクリプトを確認できるものを用意してください)

そして、英文を聞きます。このとき、あまり長い文章を聞かずに、短い文から
始めた方がいいです。

いきなり長い文章に取り組むと、疲れすぎるからです。

TOEFLの教材であれば、まずは、リスニングの短い対話文から
始めるとよいと思います。

まずは、1問分聞きましょう。そして、書き取ってください。

1回で聞き取れなかったら、スクリプトは見ずに何回も聞きなおしてください。
2回でダメなら3回。3回でダメなら4回・・・。「もうこれ以上は絶対聞き取れない」
というところまで聞き込みましょう。

まずは「音」だけに集中します。(意味をとれるに越したことはありませんが)

冠詞とか前置詞等、細かく聞いてくださいね。

綴りが分からない単語は、それでかまいません。
とりあえず「こんなカンジだろう」と適当に書いておいてください。

何回聞いても、明らかに知らない単語が交じっていた場合は仕方がありません。
そこで、スクリプトを見て、確認してください。知らない単語は何回聞こうが
分からないからです。

知らなかった単語はここで覚えてしまってください。

聞き取れなかった箇所も知らない語も無かった場合は
次の問題(短い対話文)に進んでください。
聞き取れなかった箇所があった場合は、納得いくまで繰り返し聞きなおしてください。

聞きなおす際は、聞き取れなかった箇所に特に注意して聞きましょう。
また、音の強弱、リズムに気をつけて聞きましょう。

この一連の流れを繰り返していくうちに、リスニング力が養成されていきます。

上達してきたら、今度は長い文章にも挑戦してみましょう。
とはいっても、この作業はとても時間もかかりますし大変なので、
ある程度区切って行った方がいいです。

このディクテーションという練習法は集中してやらないと意味がありません。
ですので、「適当にたくさん」やるよりは「少しでも集中して」やった方が効果が
あがります。


ディクテーションをずーっとやり続けると疲れますから、どの位のペースが
自分にあっているか調整しながら実践してください。

息抜きも忘れずに(笑)


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