英文に多少なれてきたら、今度は、興味ある分野の雑誌の 英語版を読むといいと思います。
全く興味のない文を読んでも、頭にはいってきませんから、自分の好きな記事で あれば少しずつでも、続けていきやすいです。
また、逆転の発想としては、自ら何にでも興味をもってしまうことです。 世の中って広いなあ、毎日いろんなことが起きているなあと思ってみましょう。
そうすれば政治・経済などを英字新聞で読むのも楽しくなってきますし、 常識も身に付きます。さらには、書かれていた記事に対して、自分なりに いろいろな考察をするようになり、頭に論理的思考回路ができます。
読解力もついてきます。考え方に幅がでてきたり、毎日新しい発見が できるメリットもあります。
また、こういった新聞での情報収集や、論理的思考回路は
ライティングのときにも役立ちます。文章を構成するためのネタが 増えますし、頭の回転も速くなります。 せっかく文章を読むのですから、とことん利用してしまいましょう。
勉強を続けているうちに、「なかなか読むのが速くならないなあ」とカベに当たる ときもあるかもしれません。しかしそれは当たり前のことだと思ってください。 例えば、日本語でも新聞を読むのがニガテだとしたら、それはすなわち、 文章を読んだ経験・絶対量が少ないというだけのことです。
我々がここまで日本語がペラペラなのは、小さいころからずーっと毎日毎日、 日本語を話し続けているからです。小学生の頃知らなかったような ボキャブラリーも今ならたくさん知っています。
それと同じで、英語でも毎日の積み重ねが大切です。 今まで日本語で読んだ文章量と、英語で読んだ文章量を考えてみても、
圧倒的な差があるのです。しかも大学・大学院レベルの英語なのですから、 一朝一夕にはマスターできるはずがありません。
もしも、洋書を1冊も読破したことがないのに「読むのが速くならないなぁ」 なんて思っていたら、絶対的に読書量が足りないというだけのことです。
繰り返しですが、少しづつでも慣れていって、次第に量を増やすことが大切です。
それと、同時に基礎的な文法を学ぶことも忘れてはならないことです。
例えば、5文型をマスターしていなければ、TOEFLに出題される長文の、 たくさん修飾された文の主語はどれなのかすら見抜くことができません。
すると、意味が分からなくなったり誤解してしまいます。日本語でも、 修飾語がたくさんついた文は読みづらいものです。
英語になればなおさらです。もちろん構文を知らなければ、意味を取ることは できませんから、構文もきちっと覚えなければいけません。
そうこうして努力していくうちに、英語を頭から読み、日本語を介さず、 スピーディーな読解力が身に付いてきます。
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