リーディングセクションの概要と攻略法
アカデミックな文章とそれに対応した設問が出題される。 トピックは自然科学やアメリカ史など多岐に渡る。 解答方法は、四択(択一、択二)、語句選択・文節選択・単文挿入など。
解法の手順をおおまかに表すとこうなります。
1.そのパッセージの全ての設問に素早く目を通しチェックする。 ここで、何が問われるのかを把握する。
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2.各パラグラフの最初の1〜2文を読み、文全体の大意を把握する。
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3.設問内容を意識しながら、最初から順に読んでいく。 主観に囚われるのではなく、あくまでも文章に書かれている内容や、 そこから客観的に導き出される推論をもとに答える。設問で問われて いる箇所をできるだけ早く文章の中から探し出すことがポイントです。
文の大意を問う設問は、先に行った設問チェックである程度導き出されると 思います。それだけでは分からない場合は、いったん保留して、他の設問に 進みます。(保留したことを忘れないようにしましょう) 他の設問をやり終えて、最後にまたこの設問に戻ってきます。 (CBTの場合、戻ってくる際はすばやくクリックしましょう) 他の設問をやることにより、必然的に文章を読むことになりますので、 そのころには大意がつかめている可能性は高いでしょう。 それでもダメなら、時間と相談して、第1パラグラフと、最終パラグラフを 読みなおしましょう。
単文挿入問題は、設問チェックの際に、その単文の意味をすばやくとり、
記憶してしまうのがコツです。
その他の、具体的な内容を問う問題では、問題文中と設問の
言い換えを探しましょう。
代名詞が何を指すかを答える設問では、その代名詞の人称を確認し、 直前の文(またはもう少し前の文)から探し出しましょう。
文の意味と文法的な構造のチェックの両方で正解が導きだされます。
指定された語句の意味を問われる設問は、ボキャブラリーの問題です。 知っていれば、たやすく正解できるでしょう。 もし、その語句の意味を知らない場合は、前後の文に着目してみると、 その後を言い換えている、もしくは、説明している箇所がが見つかるかも しれません。その際、「and」や「equal
to」などの同格の表現があれば 注目したり、その他の接続詞などに注目したりして、文法論理的に正解を 導きだせるかもしれません。
リーディングは時間に対してかなりの量があるので、速読力が必要です。 それでいて正確に文意を読み取る読解力も必要となる難しいセクション ですので、普段からの努力が問われます。がんばりましょう。
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