TOEFL解法のコツ・ライティング編

ライティングセクションの概要と攻略法

ライティングセクションでは、あるテーマに関して論述せよという問題がでます。

「手書き」か「タイピング」かを選択できますが、タイピングの方が
有利と思われます。カット、ペースト、アンドゥーを使えるからです。

書く際のポイントは、

「問題の趣旨に沿うように書く」

「立場がどちらかをはっきりさせる」
(賛成なのか・反対なのか、Aを支持するのか・Bを支持するのか、など)

「具体例・論拠を挙げて書く」

「序論→本論→結論 という分かりやすい展開で書く」

とか、基本的なことですが、

「スペルは正しく」

「文法を正しく使う」


「口語を使わず、文語で書く」

「同じ表現は繰り返し使わず、同じ意味で別の表現を使う(パラフレーズ)」

などです。


立場をはっきりさせ、具体的な論拠をあげるというのは、
なかなか難しいものです。

まずは、両方の立場からの論拠となる具体例を頭の中で列挙してみましょう。
その際のポイントは、とりあえず箇条書き的にたくさん発想していくことです。

発想するのがニガテだという場合は次の方法を試してみてください。

1.テーマについて、頭の中でなるべく具体的に映像化して描写してみる。

                   ↓

2.仮に、自分の立場がどちらかを決める。(あくまでも「仮に」です)
    
                   ↓

3.その立場から見て、頭の中の映像に、プラスイメージのものと
  マイナスイメージのものを見つける。
  (その立場に近いものはプラス、反対の立場のものはマイナスです)

                   ↓

4.それらを箇条書き的にメモする。
  その際、+や−の記号をつけて、自分で分かるようにする。
  

それらを眺めて、どちらの立場が無理がないか、論拠が多いか、
ということを検討し、自分の書きやすそうな方を選択すればよいのです。
必ずしもあなたの本当の意見である必要はありません。

立場が決まったら、5W・1H(いつ・どこで・誰が・何・なぜ・どのように)
を駆使して、それらのネタをなるべく具体的に掘り下げてメモしてみましょう。
客観的事実に基ずく数字などをからめられればベストです。

ここまでできたら、あとは、文章作成に取り掛かります。

序論→本論→結論の順で書きます。

序論では、まず、自分の立場がどちらかを簡潔に述べましょう。
そして、その論拠も簡潔に示しましょう。

本論では、先ほどのネタを並べ立てていきます。
(自分のとった立場の記号のほうだけですよ。+だったら+の材料だけを
並べていきます)
その際、序論で論拠を示した際と同じ順番で、具体的なことを書いていきます。
First (はじめに)、Second「第2に」 、Finally「最後に」などの表現を使用して
分かりやすくしましょう。

結論では、序論で述べたことと同じことを、パラフレーズして、再度書きましょう。
In conclusion(結論として)などの表現を使って書き始め、分かりやすくしましょう。


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