TOEFLレベルのリスニング攻略!
こうすればリスニングは上達する!
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TOEFLレベルのリスニングの勉強はどうすればいいんでしょうか。
それは、聴いて聴いて聴いて聴いて聴きまくることです。
まったく当たり前のことですいません。しかし、事実です。
それも単に聞き流しているだけではダメです。全く効果がないとは 言いませんがほとんど効果はありません。
聞き流すだけで、リスニング力がカンタンにアップするのであれば 今まで洋画を何十本、何百本と見てきた人や、毎日洋楽を聞く人は皆、 英語が聴きとれることになってしまいます。
アッという間に英語を苦もなく聞き取れるようになる魔法のような方法を 期待していた方ゴメンナサイ。残念ながらそのような方法はありません。 (少なくとも「ひたすら英語を聞き流したら、いつの間にか聞き取れるように なったよ」という人を私は見たことがありません)
そのようなうたい文句の英語教材の広告もちらほらと見かけますが、 私も実際にいくつか試した経験から申し上げますと、聞き流すだけでなく ちゃんと取り組んではじめて成果があがるものだと思います。
ちゃんと取り組むとはどういう事かというと、「精聴」と「音読」です。 「精聴」とは、集中して聞きとろうとすることです。 せっかく英語と接する時間を多くしてがんばるのであれば、なるべく多く 「精聴」し、なるべく多く「音読」することです。
「英語のシャワーを浴びるように聞く」とは、よく言われることですが、 それを否定するつもりはありません。重要です。シャワーのように英語を浴びて いれば、聞き流すだけの時間がでてくるのは当然のことです。
ただ、できるだけ、なるべく、精聴する時間を増やし、その他の時間は テレビのニュースや洋画を副音声で聞き流しておくのは有効かと 思われます。「長ーーーーーーーい時間ひたすら聞き流してれば、なんとか なるだろう。」という考えは甘いです。「聞き流し」は、英語に接する時間を 増やす為の、あくまでも補完的な意味合いと捕らえた方がよいです。
英語には「聞く」「話す」「読む」「書く」4つのスキルがありますが、
まずは、「聞く」「話す」を同時にやることをオススメします。
「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つはどれも相関関係をもっていて、 1つのスキルがアップすれば、他のスキルにも影響を及ぼします。
4つをカンタンな順に挙げると、(人によって異論・反論はあると思いますが)
(易) 「聞く」→「話す」→「読む」→「書く」 (難)
又は、
(易) 「聞く」→「読む」→「話す」→「書く」 (難)
となると考えられます。
我々が日本語を習得した順番を考えてみると、誰もが、たった一人の 例外もなく、赤ちゃんのうちは「聞く」ことから始め、次に「話し」そして 「読み」、最後に「書く」の順にマスターしたと思います。
「聞く」「話す」は音声に関わることであり、「読む」「書く」は文字に関わる ことです。文字に関わることよりも、音声に関わる学習のほうが、語学習得の 観点からは楽なのではないでしょうか。
しかし、実際には「英語を話せないけど、読むことができる人」はたくさんいます。
それには、2つの理由が考えられます。 1つは、単純に、「話す練習をしてこなかった」からです。 受験勉強の英語では一般的に、「読む」ことの占める割合が圧倒的であり、 そればかり練習してきたからです。受験勉強をする頃は、赤ちゃんではないので 論理的に思考することができるようになっていますから、「聞く」をとばして 「読む」をやってもなんとかなるのです。
2つ目の理由としては、4つのスキルを、受動的か、能動的かで見ると、
音声に関するスキル (受動的行為) 「聞く」→「話す」 (能動的行為)
文字に関するスキル (受動的行為) 「読む」→「書く」 (能動的行為)
となります。能動的な行為よりも、受動的な行為から入っていったほうが楽です。 (ここでは、「インプット」することを受動的行為、「アウトプット」することを 能動的行為という意味合いで使用しています。)
ですので、「話す」よりも「読む」方がカンタンということもできます。
リスニング学習をする際に音読をおススメするのは
英語をより深くカラダにしみこませるためです。
私たちは日本語がペラペラです(当たり前ですが・・・)。 話をするときには反射的・感覚的に言葉を発します。 これは、例えば、自転車にのる練習と同じです。
人が自転車に乗っているのを見ているだけでは、乗れるようになりません。 実際に自分で自転車にのって、感覚をつかみながら乗れるようになったはずです。
それと同じく、自分の口で英語を音読すればすれば、感覚をつかめます。 聞いて、あるいは読んで音読することは「話す」の一歩手前で、 「受動的寄り」の行為です。
以上のような理由で、まずは「精聴」と「音読」を徹底して
やるべし!やるべし!やるべし!
ということなんです。
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