留学に必要な学歴(成績)

アメリカの大学(又は大学院)に入学する為には、学歴が必要です。
ここで言う学歴とは、高校(又は大学)を卒業(又は卒業見込み)していることに
加えて、在学時の成績の良し悪しのことです。

アメリカの大学に入学する為には、全教科の平均成績が、
絶対評価の真ん中以上、大学院入学には「良」以上が要求されます。
(注:「絶対評価の真ん中以上」とは、例えば、10段階評価なら5以上になります)

この成績はGPAという数値で計算されます。
GPAとはGrade Point Averageの略で、「アメリカ式の平均成績値」のことです。

日本とアメリカでは、成績の評価法が違うので、アメリカ式に合わせて計算し、
成績証明書を英文で提出せねばなりません。

アメリカの成績評価法は、主に5段階評価(A、B、C、D、F)で行なわれています。
以下のアメリカの5段階評価と日本の4段階評価の GPA 換算表に基づいて、
自分の GPA を算出してみてください。


アメリカの5段階評価

A (excellent)
B (good)
C (average)
D (passing)
F (failing)
90 - 100
80 - 89
70 - 79
60 - 69
0 - 59

4ポイント
3ポイント
2ポイント
1ポイント
0ポイント



日本の4段階評価への換算表

優 または A
良 または B
可 または C
不可 または D
80 - 100
70 - 79
60 - 69
60 - 69

4ポイント
3ポイント
2ポイント
0ポイント





成績の平均点(Grade Point Average/GPA)は次のように算出します。


GPA = (A科目の成績x単位数)+(B科目...)+... / 総単位数(全科目の単位の合計)


  【例】 (4ポイント制からの換算)
     英 語   A or 優  →  4(ポイント) x 4 (単位) = 16
     社会学  A or 優  →  4 x 4 = 16
     化 学   B or 良  →  3 x 2 = 6
     歴 史   C or 可  →  2 x 4 = 8
     数 学   D or 不可  →  0 x 4 = 0

     GPA = (16 + 16 + 6 + 8 + 0 ) / 18 = 2.55



おそらく、高校の成績は4段階評価ではなかったと思いますが、
なるべく、換算表のポイントに合わせて計算してください。
(小数第2位まで計算してください)

ここでよく分からなくても心配はいりません。
成績証明書は、あなたの出身校が発行し、入学を希望する大学や大学院に
直接送付されるものです。出身校で確認しましょう

ただし、成績証明書の判定は、各大学が独自の換算方法により行なうため、
最終的な GPA 計算は志望校に一任することになります。


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