TOEFL学習の基礎を育成
シャドーイングも欠かせない!

シャドーイングも強力な英語勉強法です。

他の項で、音読をするべし!と提唱してきましたが、その音読の効果を
より一層高めるのが、このシャドーイングです。

シャドーイングとは、英語を聞いた直後に間隔を空けず、そっくりそのまま
マネて音読することです。

その名の通り、シャドー(影)のように、音声を追いかけていくのです。

この練習法であなたの英語力は効率よく向上します。

英語を実際に音読することで、リズム・イントネーション・発音が身につきます。
ポイントは、そっくりそのままマネることです。



・シャドーイングのやり方

まず、TOEFLの教材を用意してください。
(音声とスクリプトの付いているもの。解説に和訳のついているもの。)

最初はカンタンなものから始めましょう。
リスニングセクションの短い対話文から始めるといいと思います。

まず英語の音声を再生します。(このとき、スクリプトを見てはいけません)
ちょっとだけ遅れて、その音声をマネて音読します。
いいですか。そっくりそのままですよ。
リズム・イントネーション・発音・間、全て聞こえた通りにマネしましょう。

全神経を聞こえてくる「音」に集中して、自分がMDやテープレコーダーになった
つもりでその音声をコピーするのです。そして、すかさず音読します。

最初のうちは、リスニング力が不足しているので、1回聞いただけでは
マネできないでしょう。
しかし、すぐにスクリプトを見ずに、何回も聞き込んでください。
スクリプトを見てしまうと、「あ〜、こういう文だったのか」と納得し、頭の中に
こびりついているカタカナ発音が呼び起こされてしまいます。

分からない単語が交じっていてもお構いなしです。ここでは、意味をとることより
「音」をキャッチすることに注力してください。

何回聞いても細かくは分からないことも多いかも知れませんが、とにかく
聞こえた通りにやろうとすることが大切です。

最初のうちは、自分の口が英語を発声することに慣れていない為に、
たどたどしくなるかもしれません。でも、最初はそれでいいのです。
「みようみまね」でけっこうですから、リズム・イントネーション・発音・間に
注意してマネてみましょう。

1つの文につき、50回くらいは音読した方がいいと思います。

そして、ここで初めてスクリプトを確認するのです。
意味も分からず音読した英文のスクリプトと意味を確認します。
知らなかった語はここで覚えてしまいましょう。

スクリプトと意味を確認したら、再び同じ英文をシャドーイングします。
今度は最初よりスムーズにできるハズです。できるだけ多くの回数の
シャドーイングを繰り返しましょう。
最低50回は繰り返した方がよいと思います。

このシャドーイングという練習は、語学学習を運動神経を使って習得するものです。
何回も同じ分を反復して音読すれば体感的に身に付くのです。

「ど〜〜〜してもスクリプトを見ないと音読できない!」という場合は仕方が
ありません。ちょっとだけ見てしまいましょう。でも、ちょっとだけですよ。
ちょっと見て、一旦スクリプトは閉じて、音読の練習をしましょう。

上達してきたら、だんだん長い文章にも挑戦してみましょう。
いきなり長文にステップアップするより、「音の塊」を少しずつ長くしていくといいです。


こうした地道な作業を繰り返すことで、聞き取れない英文が少なくなり、長文を
聞く際にも余裕がでてきます。慣れてくればくるほど、意味もとりやすくなって
くるのです。


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