睡眠学習に効果はあるのか?

睡眠学習。

なんとも魅惑的で怪しい響きです。

寝ている間にテープなどを流しておくだけで、英語が上達できるのだと
したら、こんなに楽なことはありません。

しかし、おそらく、睡眠学習だけで英語ができるようになった人は
アナタの周りにはいないはずです。

ここでは、睡眠学習ではありませんが、それに近いものをご紹介します。

睡眠状態にはいる直前と、脱した直後(寝起きの状態)のお話です。

これは脳波に関連することです。

例えば「アルファー波」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

私たちがリラックスしている時、この脳波がでていると言われています。
トップアスリートが試合に臨むときも、この脳波状態になり、精神集中を
補助しているとききます。

アルファー波の他にも、脳波には、ベータ波やシータ波などがあります。
ベータ波は緊張時にでて、シータ波はよりリラックスした状態です。
日常生活時はベータ波が出ていて、睡眠の直前・直後はシータ波が出ています。

睡眠状態にはいるときには、ベータ波→アルファー波→シータ波の順に移行します。
逆に、起きるときは、シータ波→アルファー波→ベータ波の順に移行します。

つまり、シータ波状態のとき、最もリラックスしています。

脳には左脳と右脳があり、左脳は論理的な領域を司り、右脳は感性・感覚などを司ります。

リラックスしているとき、右脳の働きが活発になります。
つまり、寝起きの状態です。

このときは感性・感覚が鋭くなっていますから、それに合わせた学習を
すればいいのです。

つまり、リスニング・音読です。
リスニング・音読は音声ですから、感性・感覚の部類に属します。

寝起きにリスニング学習をすると、右脳が活発なため、より聞き取りやすくなります。

寝起きにはコンポなどで、スリープタイマーや目覚ましタイマーを活用し、
リスニング力を鍛えましょう。

これが、誰にでも通用するかどうか、正直なところ、真偽の程は定かでは
ありませんが、私自身の体験として、寝起きに聞き取りやすかった経験もあります。
他でもそういった話もちらほら聞くこともあります。

関連教材
催眠リスニング最強セット
オススメ度
★★★
非常にユニークな教材で賛否両論だと思います。
英文を細切れに分割して再生してくれるCDがはいっているのですが、
これは画期的です。



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